2017年1月25日 admin

ヴィクトリア女王の瞳の色をした時計!?

パテックフィリップは最高級の時計ブランドですが、イギリス王室御用達ブランドとしても有名です。その始まりは1851年、ヴィクトリア女王時代のこと。イギリスで開かれた世界初の万国博覧会に、創業したばかりのパテックフィリップが時計を出品していました。この時計が当時の王室関係者の目にとまり、王室御用達となったのです。一説では、ヴィクトリア女王自身がその瞳と同じブルーの色を気に入り、王室御用達としたとも言われています。

今もなお通用する洗練されたデザイン

このときヴィクトリア女王に献上されたとされるモデルは、七宝焼きの装飾が施された美しいペンダントウォッチです。当時はまだ女性の腕時計は主流ではなく、貴婦人は装飾品の一部としてブローチと一体になったペンダントウォッチを愛用していました。青の地のケースの周りを細かな装飾を施された金の縁取りが囲み、ケースの中央にはダイヤモンドで可憐なブーケがあしらわれている美しい時計です。ケースを開けると、竜頭巻き上げ・時刻合わせ式のシンプルな時計が姿を現します。

当時の最新技術を使用して作り上げられた時計

この時計に用いられている竜頭巻き上げ・時刻合わせ式の機構は、「パテックフィリップ」という社名の由来であるジャン・アドリアン・フィリップが発明し、パテックフィリップが特許を取得した最新の技術でした。パテックフィリップは、この万国博覧会でヴィクトリア女王に見いだされたことで世界最高級の時計ブランドとしての道を切り開きました。そしてこの時計に用いられた技術は160年以上の時を経てもなお、数多くの時計に用いられています。

パテックフィリップは、1839年に創業して以降、卓越性の哲学を追求することを使命とし、次世代へと継承され続ける時計製造技術を体現しています。